ChatGPT Work の代替
ひとつの AI に縛られません
ChatGPT Work は ChatGPT の中にあるエージェントで、アプリをまたぐ長いタスクを、おもに OpenAI のクラウドで引き受けます。AgentsRoom は別の道を取ります。あなた自身のパソコン上に複数の AI アシスタントを置き、それぞれが選んだエージェント CLI で動きます。ChatGPT のプランをそのまま使うこともできます。
AgentsRoom は ChatGPT の代わりではなく、2つは並べて使えます。このページでは、コードではなく日々の仕事での比較をします。
ChatGPT Work とは
2026年11月2日に確認しました。プランや上限は変わりやすいので、決める前に OpenAI のヘルプセンターをご確認ください。
- ChatGPT Work は2026年7月に始まりました。ChatGPT の中で、複数のステップからなる長いタスクを引き受け、完成した成果物を届けるエージェントです。
- ウェブとモバイルでは Work はクラウドで動き、パソコン上のファイルには触れられません。デスクトップアプリでは、許可があり、プランが対応していれば、ローカルのファイルやデスクトップアプリも使えます。
- 作業がパソコン上で動く場合でも、メッセージやタスクの文脈がクラウドに保存されることがあります。
- プラグインで Slack、Microsoft Teams、Google Drive、SharePoint、メール、カレンダー、CRM などのサービスにつながります。Scheduled Tasks は、1回だけ、スケジュールどおりに、またはイベントが起きたときに操作を実行します。
- 利用量は ChatGPT のプランの枠から差し引かれ、大きなタスクほど多く消費します。
出典:OpenAI Help: ChatGPT Work and CodexOpenAI Help: Codex with your ChatGPT planThe Next Web
2つの異なるアプローチ
ChatGPT Work の場合
- ChatGPT のプランに含まれていれば、追加のインストールは不要
- クラウドのタスクは、パソコンの電源が切れていても進む
- Slack、Teams、Google Drive、メール、カレンダー用のプラグイン
- OpenAI のモデルで動く、ChatGPT の中のひとつのエージェント
- Mac と Windows 向けのデスクトップアプリ
AgentsRoom の場合
- デスクトップアプリとエージェント CLI。ガイド付きのインストーラーつき
- 既定では、パソコン上のフォルダで作業し、そのパソコンの電源が入っている間に動く
- メールやカレンダーのサービスとの接続には、自分で追加する MCP サーバーが必要
- 役割を持つアシスタントのルーム。それぞれが選んだ CLI で動く:ChatGPT プランの Codex、Claude Code、Antigravity CLI など
- macOS、Windows、Linux 向けのデスクトップアプリと、スマホのコンパニオン
実際のアプリで撮影:「開発モード」ボタンをクリックして「開発者ではありません」を選ぶと、プロジェクト、ターミナル、コードツールが消え、ひとつのルーム「マイアシスタント」に切り替わります。メインアシスタント、ライター、リサーチャー、コーチ・トレーナーがそろっています。ライターは会話の中でクライアント向けの短く丁寧なメールを下書きします。書くのはアシスタント、送るのはあなたです。ビジネス職種から経理担当を追加し、同じボタンで開発モードに戻ると、プロジェクトはすべて元のままです。
ChatGPT Work と AgentsRoom を項目別に比較
| 項目 | ChatGPT Work | AgentsRoom |
|---|---|---|
| 動く場所 | ウェブとモバイルではクラウド。デスクトップアプリではローカルのファイルやアプリも | 既定ではあなたのパソコン |
| セットアップ | 対象プランの ChatGPT アカウント | デスクトップアプリとエージェント CLI。ガイド付きのインストーラーつき |
| AI モデル | OpenAI のモデル | アシスタントごとに選ぶ CLI:Codex、Claude Code、Antigravity CLI など |
| 料金 | ChatGPT のプランの枠から差し引かれる | ダウンロードは無料で、全機能を無料プランで使え、有料プランは上限を広げます。AI の利用分は CLI のプランから支払い、それは同じ ChatGPT プランでも構いません |
| 接続できるサービス | プラグイン:Slack、Teams、Google Drive、SharePoint、メール、カレンダー、CRM | 自分で追加する MCP サーバー |
| 自動での実行 | Scheduled Tasks:1回だけ、スケジュールどおり、またはイベントで | トリガー:スケジュールどおり、または Webhook の呼び出しで |
| パソコンの電源が切れているとき | クラウドのタスクは進み続ける | パソコンの電源が必要 |
| アシスタントの数 | ChatGPT の中のひとつのエージェント | 好きなだけのルーム。役割があり、仕事を振り分けるメインアシスタントがいる |
| 成果物 | ChatGPT の中の完成した成果物 | 会話の中のテキストと、フォルダ内のドキュメント |
| コードが必要になったとき | 同じアプリの中の Codex ビュー | 同じアプリで、ワンクリックで開発モード |
| 対応するデスクトップ OS | Mac と Windows | macOS、Windows、Linux |
あなたに合うのはどちらか
ChatGPT Work には AgentsRoom にはできないことがあります。それぞれが勝る点を挙げます。
ChatGPT Work を選ぶなら
アプリを数分でつなぎたい
Work には、Slack、Teams、Google Drive、メール、カレンダー用のプラグインが用意されています。AgentsRoom でそれらをつなぐには、自分で追加する MCP サーバーが必要です。
パソコンの電源が切れていてもタスクを動かしたい
Work のクラウドのタスクは、あなたが不在でも進み続けます。AgentsRoom のアシスタントは、それを動かすパソコンの電源が入っている間に作業します。
何もインストールしたくない
ChatGPT のプランに Work が含まれていれば、ウェブでもスマホでもすぐに使えます。AgentsRoom にはデスクトップアプリとエージェント CLI が必要です。
AgentsRoom を選ぶなら
ひとつの AI に頼りたくない
アシスタントごとに別の CLI を使えます。たとえば、ChatGPT プランの Codex と、Claude プランの Claude Code を並べて使えます。
複数の専門家がほしい
ライター、リサーチャー、経理担当。それぞれが読み返せる専用の会話を持ち、メインアシスタントが仕事を振り分けます。
仕事をパソコン上のフォルダに置きたい
既定では、アシスタントはパソコン上のフォルダで読み書きし、ドキュメントもそこに残ります。
Linux で仕事をしている
AgentsRoom は macOS、Windows、Linux で動きます。OpenAI のデスクトップアプリは Mac と Windows 向けと発表されています。
リクエストとファイルの行き先
ウェブとモバイルの ChatGPT Work では、タスクはクラウドで動きます。デスクトップアプリでは Work がパソコン上で動くこともありますが、メッセージやタスクの文脈はクラウドに保存されることがあります。
AgentsRoom では、既定で各アシスタントがパソコン上のフォルダで作業します。ただし、パソコンで動くことは、何も外に出ないという意味ではありません。あなたの依頼と、アシスタントが作業のために読んだ内容は、選んだ CLI の AI プロバイダーに、そのプロバイダーの規約(学習の設定を含む)のもとで送られます。Codex の場合、そのプロバイダーは OpenAI です。
AgentsRoom には知っておきたい例外が2つあります。Adaptive Mode は新規インストールで既定でオンになっており、モデルを提案するために、メッセージの最初の500文字を AgentsRoom のサーバーに送ります。設定の「最適化」タブでオフにできます。Cloud Agents は、実行ごとに選ぶ任意のベータ機能で、使い捨てのクラウドマシンで動きます。
よくある質問
AgentsRoom は ChatGPT Work の代わりになりますか?
選んだ AI プランで、パソコン上の複数のアシスタントに働いてもらいたいなら、はい。アプリとのすぐ使える連携や、パソコンの電源が切れていても動くタスクが必要なら、今のところ ChatGPT Work のほうが優れています。
ChatGPT のプランはそのまま使えますか?
はい。アシスタントを、ChatGPT のプランでサインインした Codex で動かせます。その利用量は、そのプランの上限から差し引かれます。ほかのアシスタントは、Claude Code などのエージェント CLI で動かせます。
ChatGPT をやめる必要がありますか?
いいえ。2つは並べて使えます。アプリの連携には ChatGPT と ChatGPT Work を使い続け、パソコン上のフォルダで働くアシスタントには AgentsRoom を使えます。
コードが書けないと使えませんか?
いいえ。最初の質問で「開発者ではありません」と答えると、AgentsRoom はプロジェクトもコードツールもない、アシスタントのルームを開きます。技術的な手順はエージェント CLI のインストールだけで、アプリがガイド付きのインストーラーを用意しています。
AgentsRoom は Gmail や Slack に接続できますか?
標準ではできません。アシスタントは下書きやドキュメントを用意します。サービスとの接続は、自分で追加する MCP サーバーを通じて行い、ほかより少し技術的な手順です。
パソコンの電源が切れていても動き続けますか?
いいえ。アシスタントはパソコン上で動くので、電源が入っている必要があります。ChatGPT Work のクラウドのタスクには、その制限はありません。
AgentsRoom は Linux で動きますか?
はい。macOS、Windows、Linux で動き、iOS と Android 向けのコンパニオンアプリもあります。
ほかも比較する
あなたのパソコンで、アシスタントのルームを試す
AgentsRoom をダウンロードし、「開発者ではありません」と答えて、最初のタスクをルームに任せましょう。
コンパニオンアプリ:外出先でもエージェントを確認
Claude、Codex、Antigravity CLI、またはその他の AI プロバイダーを使用します。
バグや要望を公開バックログに直接送信できます。