ユーザーフィードバックを放り込む。
整理されて返ってくる。
Idea Radar は、バックログの隣に置くアイデアボードです。サポートの問い合わせ、機能要望、通話のあとに走り書きしたメモ。形はそのままで放り込んでください。自動でテーマごとにまとまり、重複は統合され、どのアイデアにも実際に要望した人数が付きます。
バックログは、やると決めたことを表します。Radar は、聞いたけれどまだ判断していないことを表します。
“昔のエクスポートが見つからない”
サポートチャット“エクスポートがサブメニューの奥にある”
公開フォーム“ダークモードを追加してほしい”
差し戻したチケット入り口は生のユーザーフィードバック、出口はアイデアボード。どのテーマにも、誰かが決めたスコアではなく、要望した人数が付いています。
ユーザーは一日中あなたに何かを伝えています。サポートの問い合わせ、チャットの一行、通話中に取ったメモ、8か月前に投稿された機能要望。その大半は二度と読み返されません。
それを全部バックログに入れると、バックログが死にます。5行のうち4行が永久に作られないボードは、もう作業計画ではありません。並び順の付いた墓場です。プロジェクトメモリに入れるのも間違いです。メモリに入るのは決まったことであって、誰かが望んでいることではありません。チャットに置きっぱなしにすれば、スクロールした瞬間に消えます。
Radar は三つ目の置き場所です。届いた形のまま、何でも放り込んでください。テーマごとに整理され、重複はまとめられ、後ろにいる人数で並びます。アイデアが熟したらバックログのチケットに昇格させ、それを要望していた全員に通知が届きます。
アイデアボードが実際にもたらすもの
ユーザーフィードバックは生のまま届き、整理されて返ってきます。テーマは人が書いた内容から生まれます。手で維持して3月には放置される分類表からではありません。
どのアイデアにも、要望した人数が付きます。プロダクトの優先順位付けは勘であることをやめ、見せられる数字になります。
重複は、二つの別々の開発になる前に検出されます。二つのアイデアを統合するとシグナルが移動するので、統合で報告者が消えることはありません。
バックログは、バックログ本来の姿に戻ります。これからやること、それだけです。機能要望の仕分けは Radar で行い、チームが作業するボードでは行いません。
データ構造が保証する3つのこと
アイデア管理ツールの価値は、その記録をどれだけ信用できるかで決まります。ここでの3つの性質は運用ルールではなく、データ構造そのものです。
同じコーパスを読む4つの方法
集まった声の全体、つまりコーパスはひとつ、問いは4つ。レンズ、つまり読み方を切り替えてもデータは動きません。変わるのは見えるものだけです。
テーマ
既定のレンズです。アイデアをテーマにまとめ、テーマは熱量順に並び、熱量は人数で測ります。朝いちばんに開いて、ユーザーが何を話しているかを見るアイデアボードがこれです。
みんなは何を話していて、その声はどれくらい大きいのか?
手法:affinity mapping(親和図法)
インパクト / 工数
2x2のマトリクスです。アイデアをドラッグすると、そのインパクトと工数がレコード自体に書き込まれます。左上の象限が今すぐやるべきことで、そこを埋めるのは意見ではなく根拠です。
今週、効果が大きくて安いのはどれか?
手法:インパクト / 工数マトリクス
オポチュニティツリー
一番上にあなたの目標、その下にテーマ、テーマの下にアイデア。どの目標にも紐づいていないテーマは「未接続」の列に出ます。これが歯止めです。大事な目標につなぎ直すか、意図して寝かせるか、どちらかになります。
これは今四半期の目標に効くのか?
手法:opportunity solution tree
コンステレーション
埋め込みベクトルから作るセマンティックマップです。同じことを意味するアイデアが隣り合うので、重複は塊として、抜けは空白として見えます。誰かが二度作ってしまう前に、統合候補がここに浮かび上がります。
重複はどこにあり、穴はどこにあるのか?
手法:セマンティッククラスタリング
Radar とバックログはひとつの面
熟したアイデアはチケットになります。今四半期に作らないチケットは、またアイデアに戻ります。どちらの向きでも、人が一緒に移動します。
プロジェクトの一括エクスポート
シグナル11件、投票24
チケット:一括エクスポート
進行中、フォロワー11人
つながりは両側から見えます。昇格したアイデアにはそのチケットのカードが表示され、アイデアから生まれたチケットには、いくつのシグナルと票を連れてきたかが表示されます。
つながりは両側から見えます。昇格したアイデアにはそのチケットのカードが表示され、アイデアから生まれたチケットには、いくつのシグナルと票を連れてきたかが表示されます。
ひとつのフィードバックに何が起きるか
誰かが送ってきたメッセージから、エージェントが出荷するチケットまで。誰も打ち直しません。
何かが届く
サポートチャットのメッセージ、公開フィードバックボードへの投稿、バックログから差し戻したチケット、あなた自身が打ったメモ、スマートフォンから口述したもの。どれも正規の入り口です。
シグナルとして保存される
生の声そのもの、その書き手、そのソース、その日付。要約ではなく、文章そのものです。このあとアイデアに何が起きても、この記録は変わりません。
アイデアとテーマに紐づく
分類処理が、シグナルを既存のアイデアに付けるか新しいアイデアを開き、そのアイデアをテーマに付けます。すでにあるものに似ていれば、勝手に統合するのではなく、重複候補として印を付けます。
相手に返事が届く
報告者のスレッドにメッセージが届きます。受け取りました、これがアイデアの公開リンクです、フォローも投票もできます、と。このメッセージ一通が、また報告してくれるユーザーと、二度と報告しないユーザーの分かれ目です。
あなたはコーパスを読む
何が話題かはテーマで、安くて効くものはマトリクスで、今四半期の目標に効くかはツリーで、重複はコンステレーションで。同じデータ、4つの角度、エクスポートは不要です。
エージェントが一緒にボードを回す
Product Manager AI エージェントが Radar のパネルに入り、コーパス全体への読み取りアクセスを持ちます。再クラスタリングし、統合を提案し、インパクトと工数を見積もり、根拠となる生の声を添えて次のチケットを主張します。あくまで提案です。アイデアを昇格させることと報告者に返信することは、あなたの判断のままです。
アイデアの置き場所がある前と、ある後
ここに仮定の話はありません。機能要望ボードを兼ねてしまったバックログに、実際に起きることです。
Radar がない場合
- : 機能要望がボードに積み上がり、やがて誰も優先順位を信じなくなります。
- : 同じ要望が5人から5回届き、5枚のチケットとして登録されます。
- : 報告した人には何も返ってこないので、報告するのをやめます。
- : 優先順位は、最後に話しかけてきた人か、いちばん声の大きい人で決まります。
- : 片付けるとは消すことで、消すとは、誰かがそれを望んだ証拠を失うことです。
Radar がある場合
- : バックログには実際にやる作業だけが残るので、その並び順にまた意味が戻ります。
- : 同じ内容の5件の報告が、5つのシグナルと5人の名前を持つ1つのアイデアになります。
- : どの報告者にも、リンクとステータスと投票と、動いたときのメッセージが届きます。
- : 優先順位は人数から決まり、リストを開いて一人ひとりが書いた文章を読めます。
- : 片付けるとは Radar へ移すことで、移しても何も失われません。
バックログと Radar は二つのツールではありません。同じ要望の二つの状態であり、どちらの向きにも行き来できます。
FAQ
アイデアボードとは何で、バックログと何が違いますか?
バックログは計画です。着手を決めて順番を付けた作業が入ります。アイデアボードには、聞いたけれどまだ判断していないものが全部入ります。この二つを混ぜることが、バックログを読めなくしている原因です。大半の行が永久に作られないボードは、もう計画ではないからです。Radar がアイデアボードで、バックログは計画のまま。ひとつの操作で、項目をどちらの向きにも移せます。
ユーザーが投稿できる機能要望ボードになりますか?
はい。Radar は、すでにある公開ボードに増えるタブです。同じスラッグ、同じホストなので、ユーザーが二つ目のアドレスを覚える必要はありません。ユーザーはアイデアを投稿し、欲しいものに投票し、コメントし、フォローできます。公開タブは「アイデア」「進行中」「リリース済み」の3つで、訪問者側にプロジェクト管理の専門用語は出てきません。
ユーザーフィードバックの自動クラスタリングはどう動きますか?
別々の2つの処理です。シグナルが届くと、短いモデル呼び出しが、いちばん近い既存アイデアに紐づけるか新しいアイデアを開き、そのアイデアをテーマに紐づけます。これは安く、シグナル1件につき1回だけ動きます。それとは別に、再クラスタリングはコーパス全体を読み直してテーマを引き直します。こちらが高い呼び出しで、あなたが意図して実行するものです。ピン留めしたテーマは再クラスタリングで解体されないので、手で整えた並びは残ります。
重複した機能要望はどうやって検出しますか?
各アイデアの要約に埋め込みベクトルを付け、その間の類似度を計算します。しきい値を超えたペアが重複候補として浮かび上がります。自動で統合されることは絶対にありません。統合は必ず、人の操作か、あなたが受け入れたエージェントの提案です。自動クラスタリングは提案された並べ方であって、決定ではありません。
ユーザーはアイデアに投票できますか?
はい。1人1アイデアにつき1票で、ボタンはカード上とアイデアの個別ページにあります。投票数とシグナル数は別の問いに答えます。シグナル数は、わざわざ問題を説明してくれた人の数です。投票数は、文章になったものを見て自分のことだと認めた人の数です。両方とも表示されます。
公開ロードマップになりますか?
正直な版の公開ロードマップになります。訪問者は、あなたが精査したアイデア、進行中のもの、リリース済みのものを1ページで見られます。見えないのは、精査前の受信箱です。訪問者が投稿したアイデアは、あなたが精査するまで、投稿者本人とあなただけに見える状態にとどまります。
インパクト / 工数マトリクスは何のためにありますか?
テーマ表示では扱えない問いに答えます。今やる価値があるのはどれか、です。2x2の中でアイデアをドラッグすると、そのインパクトと工数がレコードに書き込まれます。だから位置は、他のビューやエージェントが読めるデータであって、ひとつの画面の中だけで生きる絵ではありません。
opportunity solution tree とは何で、なぜここにあるのですか?
今四半期に本当に大事な目標にテーマをぶら下げ、テーマにアイデアをぶら下げます。本当の価値は「未接続」の列にあります。どの目標にもつながっていないテーマが見えるので、つなぎ直すか、意図して寝かせるか、閉じるかになります。アイデアの在庫が静かに墓場になるのを防いでいるのが、この列です。
バックログのチケットを Radar に差し戻せますか?
はい。それが狙いの半分です。チケットはボードから消えますが、アイデアは見えたまま投票もでき、その報告者とフォロワーはアイデアのシグナルになるので、誰も落ちません。関係する全員に、何が起きたのか、自分の要望が今どこにあるのかが伝わります。
バックログの列をまるごと Radar に移せますか?
はい。複数のチケットを選ぶか、表示中の列をまるごとチェックして、選択を Radar に送ります。公開チケットの一枚一枚に実在の人がいるので、確認画面はチケット数ではなく人数を数え、1人にはチケットごとではなく1通のメッセージが届き、送信が始まるまでの10分間はバッチ全体を取り消せます。
Product Manager AI エージェントが私の代わりに決めるのですか?
いいえ。コーパス全体を読み、再クラスタリングし、統合を提案し、インパクトと工数を見積もり、根拠となる生の声を添えて次のチケットを主張します。チケットを作ることと報告者に返信することは、実在の人へ出ていく行動なので、あなたのものです。同じ枠を Brainstormer、UX Researcher、ビジネスアナリストとして動かすこともできます。
自分の OpenAI キーを使えますか。スマートフォンでも動きますか?
どちらもはい、です。クラスタリングは、キーを持ち込めばあなたのキーで、なければ付属の割り当てで動きます。モバイルでも同じデータと同じ操作が使えます。受信箱、熱量順に並んだテーマ、アイデアの生の声、統合、昇格、投票、コメント。マトリクスとツリーは並び替え済みのリストになります。2x2は、390ピクセルの画面で親指でドラッグするものではないからです。
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公開バックログ
ユーザーがすでに投稿しているフィードバックボード。Radar はその「アイデア」タブで、同じアドレス、同じセッションです。
バックログタスクボード
アイデアが昇格していく先の kanban ボード。ここではチケットが、コードを書くエージェントになります。
チケットスコーピング
昇格したアイデアを作り始める前に、Product Manager エージェントに、あなたの実際のプロダクトのモックアップとして固めてもらいましょう。
エージェントチーム
アイデアがボードでの居場所を勝ち取ったあと、チケットを引き継ぐエージェントをつなげます。
プロジェクトメモリ
決まったことはメモリに住みます。まだ望まれているだけのものは Radar に住みます。
AgentsRoom MCP
エージェントが自分のセッションから Radar を読み、組み替えるためのツール面です。
さらに詳しく
ユーザーのアイデアに、住む場所を用意しましょう
無料ダウンロード、macOS、Windows、Linux 対応。モバイルアプリも込みです。
コンパニオンアプリ:外出先でもエージェントを確認
Claude、Codex、Antigravity CLI、またはその他の AI プロバイダーを使用します。
バグや要望を公開バックログに直接送信できます。
実際の AgentsRoom の様子。